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会社設定の基本情報タブ - 会計通貨・決算月の設定方法

RIKYUの会社設定画面で基本情報を設定する方法を解説します。会計通貨、タイムゾーン、取得価額の算定方法、決算月、ガス代取引の仕訳出力設定について説明します。

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会社設定 会計方針

RIKYUの会社設定画面の基本情報タブでは、損益計算や仕訳出力に直接影響する重要な会計設定を行います。これらの設定は、RIKYUで正確な暗号資産会計を行うための基盤となるため、初回設定時に正しく設定することが重要です。

基本情報タブの設定項目

会計通貨の設定(必須)

会計処理で使用する基準通貨を設定します。現在は**日本円(¥)**のみ選択可能です。

  • 設定した通貨を基準として、全ての暗号資産の時価評価や損益計算が行われます
  • 取引管理画面で表示される金額も、この通貨単位で表示されます
  • 将来的には他の通貨にも対応予定です

タイムゾーンの設定(必須)

取引日時の表示や処理で使用するタイムゾーンを設定します。現在はAsia/Tokyoのみ選択可能です。

  • デフォルト設定: Asia/Tokyo(UTC+9)
  • 取引日時の表示や期末時価評価の算定日など、RIKYUで時間を表示する際に反映されます
  • 複数の地域で事業を行っている場合でも、会計上の統一したタイムゾーンを設定してください

取得価額の算定方法(必須)

暗号資産の平均取得価額を算出する方法を選択します。これは損益計算に最も大きく影響する重要な設定です。損益計算の方法を変更する場合は当局に届出を提出する必要があります。

移動平均法(推奨・デフォルト)

  • 処理方法: 取引のたびに平均取得価額を更新し、リアルタイムで損益を計算
  • メリット:
    • 取引発生時点で即座に損益が確定
    • 期中でも正確な損益状況を把握可能
    • 仕訳出力のタイミングを自由に選択可能
  • 適用場面: 一般的な企業の暗号資産会計に適している

総平均法

  • 処理方法: 期末にまとめて平均取得価額を算出し、損益計算を行う
  • 特徴:
    • 期末まで平均取得価額が確定しない
    • 期中の暗号資産売買損益は「未確定」として表示
    • 期末時価評価時に期中の全損益をまとめて計上
  • 適用場面: 特別な会計方針を採用している場合

⚠️ 重要な注意
この設定は全ての暗号資産の損益計算に影響するため、変更する際は十分に検討してください。設定変更後は既存の取引データも再計算されます。

移動平均法と総平均法の詳細な違いや選択の指針については、以下の専用記事をご参照ください:
平均取得価額の算定方法

決算月の設定(必須)

会社の決算月を1月~12月の中から選択します。

[📸 スクリーンショット必要]
決算月のドロップダウンで月の選択肢が表示されている状態

決算月の影響範囲

  • 期末時価評価の算定日: 設定した決算月の月末が算定日になります
    • 例:決算月を12月に設定した場合 → 算定日は「YYYY/12/31」
  • 開始残高設定: 開始年度の入力欄が決算月に連動します
  • 取引管理画面の会計期表示: 決算月に基づいて会計期間を表示

ガス代取引の仕訳出力(ビジネスプラン以上)

オンチェーン取引で発生するガス代(トランザクション手数料)の仕訳出力方法を設定します。

出力方法の選択肢

  • 取引単位で仕訳を作成: 取引ごとにガス代の仕訳を個別作成(デフォルト)
  • 日単位で仕訳を作成: 日ごとにガス代をまとめて仕訳作成
  • 月単位で仕訳を作成: 月ごとにガス代をまとめて仕訳作成

設定の選び方

  • 取引単位: 精密な管理が必要で、取引量が多くない場合
  • 日単位: 取引量が多く、日次での管理で十分な場合
  • 月単位: 大量の取引があり、効率的な処理を重視する場合

📝 プラン制限
この機能はビジネスプラン以上でのみ利用可能です。ミニマムプランをご利用の場合は、取引単位での出力のみとなります。

設定変更時の重要な注意点

取得価額の算定方法を変更する場合

  • 既存の取引データの損益計算が再計算されます
  • 過去に仕訳出力済みの取引がある場合は、会計システム側の調整が必要になる可能性があります
  • 変更前に税理士への相談を推奨します

決算月を変更する場合

  • 期末時価評価の算定日が変更されます
  • 開始残高設定の基準年度が変更される場合があります
  • 会計期間の表示が変更されます

よくある質問

設定に関する質問

Q: 設定変更後、既存の取引データはどうなりますか? A: 取得価額の算定方法や決算月を変更した場合、既存の取引データも新しい設定に基づいて再計算されます。仕訳出力済みの取引がある場合は、会計システム側での調整が必要になる可能性があります。

Q: 総平均法を選択した場合の注意点はありますか? A: 総平均法では期中の暗号資産売買損益が「未確定」として表示され、期末時価評価時にまとめて確定します。期中での正確な損益把握が困難になる点にご注意ください。

Q: ガス代の仕訳出力設定を変更したい場合は? A: ビジネスプラン以上であれば、基本情報タブで設定を変更できます。設定変更後は、取引管理画面の未処理タブに存在する取引に対して新しい設定が適用されます。すでに仕訳済みの取引には影響はございません。

Q: 設定を間違えて保存してしまいました A: 再度正しい設定に変更して保存すれば、即座に反映されます。ただし、重要な設定変更の場合は事前に税理士にご相談いただくことをお勧めします。

#会社設定 #会計方針
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