RIKYUでは、暗号資産取引に必要な勘定科目がデフォルトで自動設定されます。多くの企業様はデフォルト設定のままご利用いただけますが、自社の会計ルールに合わせてカスタマイズしたい場合は、「仕訳/勘定科目」タブで設定を変更できます。
暗号資産会計の勘定科目に関する考え方については暗号資産会計の勘定科目についてもご確認ください。
取引管理画面。画面赤枠部分が”取引”で、青枠部分が取引から自動生成された仕訳。取引管理画面から入力する勘定科目は、支出系の取引の場合は借方、収入系の取引の場合は貸方の勘定科目が相当します。
トークン同士のスワップや日本円でトークンを売買する場合の勘定科目は借方、貸方ともに自動で設定されます。
✅ デフォルト設定で十分な場合
RIKYUのデフォルト設定で問題なければ、この記事を読み進める必要はありません。取引管理画面でそのまま仕訳作成を行えます。
💡 重要
freee会計とRIKYUは仕訳出力でAPI連携する際に勘定科目テーブルを突合し、freee会計の勘定科目テーブルに対象の勘定科目が存在しない場合に勘定科目が新規作成されます。 突合は勘定科目名の完全一致で行われるため、同名の勘定科目が存在している場合は新たに作成されません。 また、freee側で勘定科目名以外の項目を変更していただくことも可能です。
この記事では、デフォルト設定の内容と、カスタマイズが必要な場合の設定方法について説明します。
RIKYUのデフォルト勘定科目設定
デフォルト設定の内容
RIKYUでは、暗号資産取引に必要な勘定科目が以下のように自動設定されます。暗号資産会計で利用される勘定科目についてはこちらの記事も参照ください。
暗号資産会計の勘定科目について
| 設定項目 | デフォルト勘定科目 | 説明 |
|---|---|---|
| 売買時の利益 | 暗号資産売却等益 | 暗号資産売却で利益が発生した場合 |
| 売買時の損失 | 暗号資産売却等損 | 暗号資産売却で損失が発生した場合 |
| 評価益 | 暗号資産評価益 | 期末時価評価で評価益が発生した場合 |
| 評価損 | 暗号資産評価損 | 期末時価評価で評価損が発生した場合 |
| トークン勘定科目 | トークンシンボル名 | BTC、ETH等のトークンシンボル |
| 取引所勘定科目 | 取引所名 | bitbank、bitFlyer等の取引所名 |
カスタマイズが必要なケース
以下のような場合は、デフォルト設定をカスタマイズすることをお勧めします
- 既存の勘定科目体系に合わせたい場合
- 勘定科目名を統一したい場合(例:全てのトークンを「暗号資産」で統一)
- 特定の税区分を設定したい場合
- 会計方針により特別な勘定科目を使用する場合
設定方法(必要な場合のみ)
デフォルト設定をカスタマイズする場合、以下のセクションで設定を変更できます
損益発生時の勘定科目
損益発生時の勘定科目とは、トークンをスワップ・売却・送金した時に発生する損益仕訳で用いられる勘定科目です。
取引管理画面の仕訳プレビューでは下記の通り表示されます。
設定方法
デフォルトでは以下の勘定科目が設定されています。
損益に関する勘定科目と、freeeのAPIを通して自動生成される場合の各項目は下記のとおりです。
| 対象取引 | 用途 | デフォルトの勘定科目名 | 決算書表示名 | 区分(小分類) | 税区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| 暗号資産売買時の利益 | 暗号資産やNFT売却した時に発生する利益に用いる。 | 暗号資産売買等益 | 為替差益 | 営業外収益 | 対象外 |
| 暗号資産売買時の損失 | 暗号資産やNFT売却した時に発生する損失に用いる。 | 暗号資産売買等損 | 為替差損 | 営業外費用 | 対象外 |
| 期末評価時の利益 | 暗号資産の期末時価評価で発生した利益に用いる。 | 暗号資産評価益 | 為替差益 | 営業外収益 | 対象外 |
| 期末評価時の損失 | 暗号資産の期末時価評価で発生した損失に用いる。 | 暗号資産評価損 | 為替差損 | 営業外費用 | 対象外 |
2. トークンの勘定科目
既存の勘定科目体系に合わせたい場合や、勘定科目名を統一したい場合は以下の手順で変更できます。
- 「損益発生時の勘定科目」セクションを確認
- 各項目で勘定科目をドロップダウンから選択
- 必要に応じて税区分を変更
- 「設定を保存」ボタンをクリック
トークンの勘定科目設定

デフォルトでは以下のように勘定科目が設定されています。
- 連携済みウォレット内のトークンが自動的に表示
- デフォルトでは各トークンのシンボル名(BTC、ETH、USDC等)が勘定科目として設定
全てのトークンを「暗号資産」で統一したい場合や、既存の勘定科目に合わせたい場合は変更してください。
取引所の日本円勘定科目設定

デフォルトでは以下のように勘定科目が設定されています。
- freee会計と連携している場合 : 勘定科目に取引所名が入ります
- マネーフォワードと連携している場合 : 勘定科目名には預け金、補助科目に取引所名が入ります
よくある質問
デフォルト設定に関する質問
Q: デフォルト設定のまま使用しても問題ありませんか? A: 多くの企業様はデフォルト設定のままご利用いただけます。すでに暗号資産会計を行われている場合は、現在の運用ルールとRIKYUのデフォルト設定を比較した上で適切に設定を行ってください。
Q: デフォルト設定はいつ適用されますか? A: 会計システムとの連携設定完了後に自動的に適用されます。
Q: 設定した勘定科目を後から変更できますか? A: はい、いつでも変更可能です。ただし、既存の取引には影響しません。